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庭づくり

畑仕事をしていると、自ずとスケジュールは自然の都合(植物のタイミング、天気、気温、降水など)で待ったなしに決まってくるので、それが辛いことと思われるかもしれません。

ですが「今年もこの時期になったな~」と季節の移ろいを感じたり、「工夫して去年より上手に作りたい」とクリエイティビティが発動したりと、尽きる事の無い、気の長い楽しみがあります。


Photo by さくら写真館 八重
Photo by さくら写真館 八重

気が長いとは例えば、玉ねぎが食べたかったら、適期に苗を植え付ける(種蒔きからの場合もあり)。そのためには畑を畝立てして穴あきマルチを張る。その前に石灰と堆肥を土に混ぜ込んでしばらく置く。途中には中々大きくならない苗を見回っては、草取りや追肥をして……といった具合。

「今晩は玉ねぎを使おうかしら」と出来上がった玉ねぎをスーパーのカゴに入れるような思いつきではなく、何ヶ月も前から逆算して準備する。自家製玉ねぎは、作戦と実行の末にやっと転がってくる(かもしれない)戦利品なのです。



野菜やお米が高すぎるって言う人がいるけど、一度でも自分の手で作ってみて欲しい。 こんなに綺麗にできていて、こんなに安くて良いの?」って思うかもしれないし、もしくは「お金を出して買うなんて馬鹿馬鹿しい!」っていうほど大量に採れて困ったり、はたまた天候や獣の被害で「あんなに手間暇掛けたのに収穫目前で全滅・・・」なんて事も。 自分にとっての価値観や食べ方が変わり、感謝する気持ちや忍耐力が知らず知らずのうちに生まれてくることでしょう。


私は「食べ物を作れる」業(わざ)は生きていく上で最強かつ、とても尊いことだと信じています。そして”出来る限り身の回りを自分の手で作りたい”、“意のままにならない事を少しでも熟達したい”という欲求を満たしつつ、生きている実感、充足感が得られていると感じます。


馬庭舎の農園で、美味しい空気を肺いっぱいに満たし、ともすると流され彷徨う心身をしっかり地面に置きながら、一緒に野菜やハーブを作ったり、時には馬と一緒に作業してみませんか?

年間を通じて温暖な当地で、畑付きの別荘のようにお過ごしいただく年間会員さんを、現在募集中です。この場所を気に入ってくれた方と少人数で、暮らしを耕すことを愉しんで暮らしていきたいです。

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